説明
カリフォルニア州フレズノ市にある天地寺の落慶法要を行います。天地寺は、悉曇の視点から見た真言宗の教えにフォーカスを当てています。
落慶法要は、一生に一度のエネルギーがオープンになる、極めて稀で貴重なチャンスです。
この落慶法要を、単なる祝いの場ではなく、三昧耶（さんまや）と呼ばれる意図、法要という行動、ご真言の波動という、三つの分野を悉曇の視点から学ぶ機会にいたします。
そこで、落慶法要に向かって開かれる新たなスペースを保持するための、一連の瞑想を行います。
天地寺では、三つの建物を落慶しますが、その三つは、三密を反映しています。
落慶を行う三つの建物は、三密を反映しています。
1 求聞持堂、マインドのもつ三昧耶（意図）を開く（五部心観の第二章）
2 図書館、悉曇がもたらすマントラの波動を表す（五部心観の第三章）
3 本堂、法要を通して行動を表す（五部心観の第四章）
この三つは、三密（身口意）を表しています。しかし三密は、文字の通り、秘密です。それは、地上の世界や、プラジュナ（叡智）のレベルからは、体験できないからです。ジナーナと呼ばれる知っている感覚の世界からのみ、直接体験できます。そこで、落慶に向けて、三つの瞑想会を設け、その三つを直接体験するスペースをオープンにします。
① 真言のマインド
② マントラの波動
③ 法要の行動
④天地寺落慶法要
最初の三つは、オンラインセミナーを含む日本での開催です。最後の四つ目のセミナーは、落慶法要とその直前のセミナーアメリカでの開催を計画していますが、ヴァーチャル落慶法要となる可能性もあります。いずれも１日セミナーです。真言とは何かを、悉曇とアドヴァヤの視点から様々なレベルにおいてその深みを探ります。すべて遠隔受講（mp３あるいはダウンロード）もできます。セミナーでは、講義と瞑想、質疑応答を行います。
また、声明の新しい形態を、三密の視点と、その背後にある活性化させるフォースとしての悉曇の波動から探ります。
＜セミナー受講者からのご感想＞
【天地寺落慶法要セミナー（１回目）】
・生きているということに対する価値観が変換しました。お大師様が語られる“即身成仏”という言葉の理解が深まる貴重な機会を頂いたように思いました。新しいレベルでの三密の可能性を感じました。これまでも自分自身を振り返り、自分を変えて来ましたが、今回のセミナーを受講した後ほど、積極的に変化することを求めて、行動を選択しているのは初めてだと思います。初めて選択した行動を取ることで、新しい体験をしています。セミナーを開催して頂き、ありがとうございました。２回目が楽しみです。
・心（マインド）のありのままの働きを体験し、その性質の理解と深い洞察が生まれました。そしてratna抜きでのcittaからの本来の心（マインド）のありようとその性質と可能性を体験することは本当に大きな収穫となり、以降の自分の体験が大きく豊かに変容しました。本当に実り多い素晴らしい内容で、これらの瞑想は何度も何度も繰り返し探ることになると感じています。
・全てがあるがままで、尊いという感覚がありました。でも、すぐに、それが幻想なんだと気付きました。これは、驚きの体験でした。こんなところにも私は、良し悪しをつけていたのかと気付かされました。
・生命力を基盤に生きてきた転生輪廻の枠組みを、このセミナーで初めて超えることが出来ました。その解放感とシフトの感覚は、言葉で表せないほど素晴らしいものでした。この体験を可能にしてくださったすべての存在に深い感謝を抱かずにはいられません。
【天地寺落慶法要セミナー（３回目）】
・一つ目の瞑想は、ほとんど眠ってしまいましたが、二つ目と三つ目は、次々と現れるビジョンを観察し続ける…そんな感じでした。とても美しい空間を漂ってるような感覚でした。人生を振り返る…というような瞑想の中だったと思うのですが、あまりにもネガティブな経験で、失った物が大き過ぎると思っていた事が、実は失った分だけ、大きく得た物があったんだと気づく事が出来ました。この経験は私の中では、大きなインパクトとなりました。アナさん、ビルさん、いつも本当にありがとうございます。次回のセミナーも楽しみにしています。
【天地寺落慶法要セミナー（４回目）】
・最後の瞑想の終わり際では歓びと感謝で涙が止まりませんでした。自身がピュアで美しいスピリットであることを体験し、今の次元に融合しました。何よりも望んでいた瞬間でした。本当に本当に素晴らしいサポートによりここまで来ることができました。これからもさらに成長をし続けたいと思います。Covid-19 のおかげで？、今のところはネガティブなことはなく、新しい日常をさらに楽しみにしています。Transformation（変容）のラッシュになるくらいだといいなと願ってます。
