悉曇の視点から見た十二因縁

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2021/8/22

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説明

お釈迦様は、転生輪廻とは、無明に始まり、老死で終わることを説かれました。無明とは、悉曇でアヴィディアと言い、教えのない状態でこれを無知と呼んでいます。これは実は、意識の始まりでもあります。それは、最後には老死を迎え、また次のサイクルの転生輪廻へと続きます。

このプロセスには、十二の段階があることから、十二因縁と呼ばれていますが、今回のセミナーでは、この十二の段階を、密教的な悉曇の波動を使って、吟味していきます。従来のアプローチとは、全く異なる新たな視点からの探求です。転生輪廻を超えるとは何かを知りたい方には、発見に満ちた学びとなるでしょう。

<瞑想内容>

  1. avidyā アヴィディア 無明―無知の段階
  2. saṃskāra サムスカーラ 行―思考が形成される段階
  3. vijñāna ヴィジナーナ 識―意識が生まれる段階
  4. nāma-rūpa  ナーマ・ルーパ 名色―マインドと物質の段階
  5. ṣaḍāyatana  サダーヤタナ 六処―感覚の扉が開かれる段階
  6. sparśa スパルシャナ 触―触覚が生じる段階
  7. vedanā  ヴェダナー 受―感じる感覚の段階
  8. tṛṣṇā トゥリシュナー 愛―渇望する段階
  9. upādāna ウパーダーナ 取―しがみつこうとする段階
  10. bhava バーヴァ 有―存在そのものになる段階
  11. jāti ジャーティ 生―誕生する段階
  12. jarā-maraṇa ジャラー・マラナ 老死―老死を体験する段階

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