ラディエンスシリーズ

1.高次の光の自己をチャネルする

自分という存在に対する気付きと平行するように、
「人生の目的」とは何か、「今世における自分の役割」とは何か、
答えを求める自分が高まってきます。
エゴばかりではない、常に光輝く意識をもつ自分でありたいという願いが強くなってきます。
それは深い「知っている」自分を信頼する一歩でもあります。
時折、直感や心の声という形で「知っている」自分に耳を傾けるだけではなく、
常に「知っている」自分と一つでありたいという思いが、
チャネリングの技能の始まりとなります。
チャネリングとは、霊能者や特別な人だけがもつ能力ではなく、
必ず誰もがもっている「知っている」自分を信頼する方法なのです。
それは、言語習得とよく似ており、
練習すればするほど、使えばつかう程、正確になってきます。
本当なのだろうかと疑う頭を納得させるには、
実際に「知っている」自分から得た洞察やアイデアを、
日常の具体的な場面で使い、その結果を確認することです。
「知っている」自分の示唆した選択は、どのような結果をもたらしてくれたのでしょうか。
その因果関係を確かめてみます。
何百回、何千回となく繰り返して行くと、
あたかも統計のように、そのアドバイスの適切さが明確になってきます。
疑う余地がなくなってくるのです。内なる自分との信頼関係の成立です。

2.ヴィジョンの創造

チャネリングの技能を日常の細事に至るまで活かしていくと、
やがて、自分が「流れに乗っている」という感覚を体験し始めます。
流れに乗り始めると、自分を活かす道という「流れ」の存在に気付かされます。
どのような道が自分を最大限に活かしてくれるか、
その「ヴィジョン(展望)」を見い出し、
それを心に抱くことで、自分が宇宙と共同で「流れ」を創造できることを発見します。
日頃の一挙一動を、自分のヴィジョンに照らし合わせ選択していくと、
流れが益々増大していくことでしょう。
日常レベルでは、様々なプロジェクトが形になっていきます。
自己のヴィジョンに沿ったものは、比較的容易に具現化されてきます。
マジックが目の前に展開し始めます。
もちろん、その流れを無視するような行動に出たり、
エゴのままに執着心から行動をすると途端につまづいてしまいます。
どこまでいっても、すべては宇宙の法則のもとに作用しているからです。

3.成長のためのサポートを形にする

よく吟味してみると成長することを真摯に願う自分と、
それに抵抗する自分の間に葛藤が起きていることがあります。
成長のためのサポートをしようとしてくれる人々や財源やチャンスを、
押し返している自分があるのに気付かされます。
成功したいと願う一方で、
成功することで手にする富や地位、知名度、責任、周りの反応を恐れる自分や、
自分は素晴しくないという無価値観などがでてくるからです。
自己の成長のためのサポートを
どこまでオープンに受け取ることができるかが、テーマとなります。
その恐れを否定的なものと決めつけず、
新たなチャンスを開いてくれる学びであると受け止め、
その恐れる心を癒してやることで、また一歩前進していきます。
サポートされた中での成長が可能となっていきます。

4.尊さの瞬間:意識を築く

意識と行動が伴うとき、人生に様々な選択肢が生まれてきます。
以前には想像もつかなかったような素晴しい選択肢です。
ただ単にどの選択をすれば失敗せずに済むかという次元ではなく、
どの選択肢が、最高の結果をもたらしてくれるかという「選択」です。
物事の本質を見極め決断する必要に迫られてきます。
一つ一つの選択はすばらしい可能性を秘めています。
一挙一動が尊いのです。尊い瞬間を体験し始めることでしょう。
無数の瞬間は、自分の尊さ、周りの人々の存在の尊さ、新たな出会いの尊さを見せてくれます。
無意識で何かをするのではなく、
意識的に選んで行動する、感謝をして瞬間を体験するそんな自分を発見することでしょう。
「物事の本質を見極め、そして決断する」そんな段階に達するようになります。

5.自己の宇宙を創造するための行動をとる

自分のヴィジョンに照らし合わせ、
日常の中で起きる無数の決断を丁寧に下していくと、
いつのまにか自分の宇宙というものが生まれ始めます。
自己中心のエゴの世界ではありません。
自分に関わる様々な人との関係を学びと受取りながらも、
自分の実現させたい現実を確実に形にし始める段階です。
ようやく日常は平安に流れ始めます。
生きていてよかったという、生きている静かな喜びが心に広がることでしょう。

6.自己発光の世界

自分とは何者かを見い出し、築く作業をおこなう一方で、
光の自分も確実に成長を遂げていきます。
チャネリング~自己の宇宙を築くという段階を経ていくかたわら、
光の自分も着実にエネルギー的な変化を迎えます。
ただ単に漠然と光の世界を感じるというだけではなく、
徐々に視覚、聴覚、触角、味覚、嗅覚といった五感と同じように、
光の感覚というものが成長してきます。
それは目に見える世界を超越した視点です。
瞑想を通じ光の感覚を意識的に伸ばすことによって、
日常で起きる様々な学びもより深い視点から見ようになり始めます。
単に誰が何をしたからこういう結果になったという表面的なレベルの因果関係だけではなく、
そのエネルギーは一体どこからスタートしていたのか、物事を本質から見るようになります。
やがて意識の成長とともに、常に自分の存在から光を発している
「自己発光」のレベルに達することでしょう。
このレベルに達すると、自分の光のレベルをモニターすることによって、
一つ一つの行動が光を増す選択かどうかを見極められるようになることでしょう。
また、この自己発光の状態にあるときには、エネルギーの流れに乗っているため、
物事がスムーズにながれ、偶然の一致と思えるような出来事が頻繁に起き始めます。
流れに乗るという感覚です。

7.宇宙の本質を探る

やがて「わたしとは何者か」という素朴な質問は、新たなレベルに達します。
よく人は小宇宙だと言われますが、
「宇宙とは何か」そしてそこに生きる「私」とは誰なのか疑問を抱き始めることでしょう。
意識のスケールが変わります。
宇宙というとき、それは夜空に広がる物質的な宇宙だけをさすのではなく、
意識の世界に広がる宇宙をも含むものです。
私という意識はどこから始まりどこで終わるのか、
時間を超越して存在する私の意識とは何かなど、
その疑問は次から次へと湧き起こることでしょう。
宇宙レベルから見た私とは何者なのか、「宇宙の本質を探る」一歩をスタートします。

8.日常において宇宙の本質を体験

日常のなにげない瞬間において、自分が時間を超越し、
瞬間と一つになっているような場面を体験するようになります。
エゴの枠組みもなく、物事の流れと完全に一体となり、
宇宙とともに動いている感覚が意識のどこかに芽生え始めます。
日常において宇宙の本質を体験することでしょう。
瞑想の世界と日常の世界が分離していたのでは意味がありません。
瞑想と日常の世界、仕事と家庭の世界、夢と現実の世界が徐々に一つに統合され始める段階です。

9.宇宙の本質そのものになる

仕事をしている自分も、子育てをしている自分も、寝ている自分も、瞑想している自分も、
一貫した一つの意識をもつ自分なのだという感覚が根を下ろし始めます。
実は、宇宙と言うとてつもない意識と自分が一つなのだという感覚が生まれてきます。
周りの人も、動物も、草も花も、太陽も星も、
自分と一つであると実感する意識を体験するようになるからです。
理屈で説明できる世界ではなく、体験する世界です。
常にすべてが一つであるという意識で生きるようになり始めることでしょう。
宇宙の本質そのものになる感覚です。

10.天地との舞い

すべてが一つであると感じて生きるとき、自分を取り巻くあらゆる出来事と自分が、
パートナーとなってダンスしているような感覚が生まれてきます。
自分が、宇宙のホンのちっぽけな1部ではなく、パートナーだという感覚です。
宇宙と自分がともに創造して作り出す世界です。
ちょうど天と地が一つとなって舞っているようなものです。
その現実は、これまで気付かなかっただけで、自分はずっと宇宙と一つだったのだと再確認する機会を与えてくれます。

11.喜びの扉を開く

宇宙と一つであるという感覚は、「喜び」という感覚を通じて体験することができます。
もちろん喜びが感じられない瞬間も消えてしまったわけではありません。
時には、宇宙という全体と一つだという感覚が失われることがあります。
それは、小さなエゴの視点に振り戻される時です。大抵の場合、不快な感や苦しみとして伝わってきます。
しかし、一体感が感じられない瞬間ができたとしても、
一方ですでに宇宙の本質を体験している自分もあるわけですから、
この時点では、自分の基盤を失うことはありません。
同時に、この宇宙の本質と一つになった次元から、今おかれた状況を見直してみると、
実は成長するのにも「苦」という道と「喜び」という道があることが明確にわかるようになります。
たとえば、エゴの目からみると「耐える苦しみ」とおもえることも、この宇宙とひとつになった感覚から見ると、
単に「タイミング」を待っているに過ぎないことが分かったりします。
もう一度、意識的に人生のいき方を選択できる時です。
喜びをもって宇宙と一つになるという生き方もできるのです。
喜びの扉は求めればいつでも開くことができるのです。

12.創造への奉仕

宇宙と一つだという感覚は、やがて「私たち一人一人は、宇宙の生命力そのものであり、
その表現である」という感覚に成長してきます。自分を活かす、自分のもつすべてを発揮することが、
すなわち宇宙への最大の貢献であるという、気付きが生まれてきます。
それは、自己犠牲とか、自分を無理に無にするという感覚とは、程遠い、深遠で神聖な感覚です。
ただ最大に自分であること、その自分を100%活かしてやることが、
自分の深い喜びであり、自分の自然な在り方に変わってきます。

13.感情を叡智に変える

壮大な心が培われていく一方で、日常では、時折、感情をかきたてられるような出来事が起きたりします。
ほとんど至福に近い感覚と、自分を最大に活かそうという、自分に対するコミットメントを感じる一方で、
感情的なことが起きると、その感情に引き込まれてしまった自分に腹立たしくなったり、ガッカリすることもあります。
そうです。感情の役割を、この宇宙と一つだという新しい視点から見直してやる時期なのです。
感情は、本来悪玉ではなく、宇宙の叡智に至る、一つの道であることに気付かされます。
人生観が180度変わる程の大きな発見です。感情を一つ一つ丁寧に、宇宙の本質までさかのぼってみると、
慈愛と明晰さに満ちた叡智を見い出せることでしょう。
生きとし生けるものに対して、芯から慈愛を感じられる心にいたる道です。

14.豊かさの基礎を築く

宇宙と一つになって、自在に生きられる生き方が、「豊かな生き方」ではないかと思うようになります。
それは何も精神世界の豊かさだけを指すのではなく、物質レベルの豊かさも意味するのです。
地上に生まれた一つの理由は、この物質世界をもマスターすることです。
精神と物質と切り離すことなく、それが達成できるでしょうか。
何を基盤にすれば、精神と物質世界を一つにした、揺るぐことのない豊かな生き方を可能にしてくれるのでしょうか。
それは、自分に真実であることです。常に、ベストを尽くし後悔することのない自分。
思いと行動、発言と行為が常に一つであるような、誰にも(特に自分にも)ウソをつかない自分。
物々交換にはじまり、宇宙はすべてエネルギーの交換で動いています。
その価値の交換を公平にした罪悪感を抱かないで生きれる自分。
そして、生命がこの身体という器を超えて存在する永遠のものであることを知っている自分。
そんな真実の自分を基礎にすることが、重要課題となってきます。
当り前のようでありながら、このレベルですべてを見直すとき、
自分がいかにこの基礎から外れていたかに、驚かされることもあります。

15.豊かさの七つの徳

4つの真実の自分を感じる基礎を体験すると、その核には、
自分独自の波動というのがあるのに気付かされます。
宇宙に一つしかない波動であり、自分の波動なのです。
その波動を実感し始めると、どうすれば自分という存在を開花させてやれるか、探るようになります。
種は、日の当たらない乾いたコンクリートの上に落ちていたのでは、開花しません。
適度な日光と水分と肥沃な土地が必要なのです。自分のこの核となる波動も同様です。
その種のような波動を7つの宇宙のエネルギーで包み育む作業をはじめる段階です。
それを、意識の世界だけでなく日常にも反映させていきます。

16.今世で悟る

悟るとは、自由。宇宙をあるがままに体験できる能力です。
それこそが、もっとも豊かな在り方と言えるのかもしれません。
個人の持つしがらみや偏見から開放され、あるがままの自分の「心」を体験できる次元です。
豊かさの徳に包まれることによって、自分独自の悟りの形を作り出すことが可能となるでしょう。

17.働くことを喜びに変える

成長は、悟りの意識を体験したところで終わるわけではありません。
「成長には終わりがない」と気付くのも悟りの意識の一面でしょう。
瞬間に生きることもまた、悟った生き方の特徴といえるかもしれません。
一人で山にこもって生きているのであれば、他人とのやりとりの中で、自分をどう活かしていけばよいのか、
見極める必要も起きてこないでしょうが、私たちは皆、社会生活を営んでいます。
そして、主婦であれ会社員であれ自営業であれ、皆仕事をしています。
働きながら生きているのです。働くという社会活動をしながら、悟りの意識を体験できることが、
課題となってきます。家庭、で職場で、悟った意識を反映した生き方ができるでしょうか。
喜びを感じて働くことができるでしょうか。社会をマスターする第一歩を踏み始めます。

成長にとってチャレンジな時こそ、これまでに学んだ「悟り」への技能を「働く場」に活かす時です。
「働く」という時、それは家庭の主婦や学生なども含む、あらゆる仕事を指します。働く場において自分の「徳の種」が開花できない状況にある時、私たちは、過去や他人の価値観に囚われ、悟りの意識を見失ってしまいます。
悟りとは、一個人の現実以上のものであり、他者と分かち合えるものです。仕事場で自己の徳の種を開花させることができれば、働きながら悟りと悦びを体験することができます。働くことを楽しめない方、仕事の質を向上させたい方、悟りの意識で仕事をしたいと望む方には最適なセミナーです。
このセミナーでは、働く場において徳の種を開花させるための過程を探り、働く悦びを実現させるための様々な技能や、実践に活かす方法を学びます。
「集団レベルの悟り」とは何かを探る一日オプショナルセミナーは、このラディエンスのプロセスを成功させる鍵となることでしょう。

18.輝く生命力を祝う

ここに来て実感させられることが、身体の存在です。
悟りの意識をこの地上の次元で体験し、さらに成長させられるのも、この身体があってのことなのです。
健康は、私たちの輝く意識を発揮させてくれる大切な器だということを再確認します。
魂の成長というのは、精神だけを優先させた生き方ではなく、精神と肉体を一つとして、
尊重する道なのです。深い自分の核となる波動から肉体のレベルまでの、
真実の自分を反映した健康な身体を創造できることが大切になってきます。

私たちはみな、自分の中に健康と輝く生命力の種を宿しています。人生のすべての要素を祝いましょう。

このセミナーは、自分の健康と人生を謳歌する可能性を祝おうというものです。その一部は、過去を統合させ、悦びをもって前進する自分を祝うことでもあります。健康はバランスによってもたらされます。自分の人生のあらゆる側面を祝うことができるとき、私たちは、自分のエネルギーにバランスを取り戻すことができるのです。体と心と魂がストレスを感じているとき、病気になる可能性が出てきます。

このセミナーでは、通常のラディエンスセミナーのように、単にプロセスを中心にしたものばかりではなく、謳歌し祝うことに焦点が置かれています。ここでは、人生で起きる様々なエネルギーのフォーカスを、良い方に方向転換するための、特定の技能を学びます。

去年は、「働くことを悦びに変える」というテーマを探りました。今回のセミナーでは、次回のセミナーの基盤とも言えるエネルギーを設定します。

その第一歩とは、自分の人生に悦びを見出すことです。
次の一歩は、人生を意義あるものにし、健康と輝く生命力を手に入れることです。

健康と輝く生命力の結果ともいえる長寿は、心の状態によって造り出されます。人生における自分の行動や身にふりかかる出来事は、すべて自分の責任です。病気や死は、怒り・不満・ストレス・あきらめの結果であり、それもまた自分の責任です。ストレスというと、一見外から強いられた結果起きることのように捉えられがちですが、その状況も、自分が求めたものが形になったに過ぎないのです、それを自分が招いた状況だと気付かず、もがくときストレスが生じます。

私たちはみな、自分の中に健康と輝く生命力の種を宿しています。それを使うかどうかは自分次第なのです。

私たちの頭では、健康でありたい、長生きしたいと思っていても、その行動は、別の方向に進むような心を、反映していることが多いのです。たとえば、「何かから(仕事や人間関係や現状から)逃れたい」と思っていても、自分に与えられている他の選択もせずに手をこまねいていると、その状況から抜け出したいという、本人の希望として、病気になること、あるいは死ぬこともあります。宇宙が、本人の希望を叶えてくれます。想いは、絶大な力を持っているのです。心は、自分の望む状況を具体化させるだけの力を持っているのです。

祝おう、祝おう、人生を祝おう、バランスを回復し、人生に目的と悦びをもたらそう!

私たちはみな、遊び・家族・自分・仕事のバランスをとらなければなりません。そのどれもが大切です。人生のすべての要素を祝いましょう。このセミナーは、癒しのセミナーではなく、エネルギーの回復をはかることで、体と心が自然の治癒力で癒されるよう導くものです。

人生はそれは尊いものです。生きている悦びを感じながら、ともに人生の尊さを祝おうではありませんか。

成長の道はここで、終わるわけではありません。
次のステップは、「繁栄を手に入れる」ことです。
そんなテーマをみなさんもご一緒に、探りませんか。

19.大いなる繁栄に帰る

ここでは、 生存競争や豊かさや繁栄のもたらす波動とは何かを探ります。
生存競争から生じる恐れを開放することを学びます。
豊かさを恐れる心を手放すことを学びます。
繁栄の波動を、地上に生きるすべての人々にもたらします。
自分自身のための繁栄のプランを創造します。
繁栄を超越するとは何かを体験します。

何かを完全に理解しようとすると、それより高い次元に視点を引き上げてこそ、すべてを包括できるものです。このセミナーでは、「繁栄」へと移行するだけでなく、「繁栄」を超越したレベルまで体験することで、その本質を完全に理解しようというものです。

このセミナーは、一個人のための繁栄だけではなく、自分を取り巻く人生や人類すべてに、この繁栄の新たな波動の錨を下ろさせることを、目的としています。
繁栄というエネルギーは、常に私たちを取り巻いているにも関わらず、私たちの心の在り方や恐れる心が、それを見えなくさせ、繁栄に加われなくしているのです。
繁栄というのは、お金に関することではありません。それは、自分がもっているものを、自分の大切な人ばかりでなく、見知らぬ他人や宇宙と分かち合うことを意味します。

繁栄は、私たちの心のすぐそばにあるのです。それは、一つの贈り物、手が届くのです。
さあ、大いなる繁栄に帰る時です。このセミナーを通じてこの波に乗り、共に繁栄を謳歌しようではありませんか!

無尽蔵の豊かさとは…
豊かさや繁栄と言うのは、実は宇宙の自然な流れです。一時は、日本もこの繁栄の流れを体験することが出来ました。歴史の中に見出せる繁栄の流れは、素晴らしい日本の文化とその土壌を今に伝えてきてくれています。 繁栄の流れは決して変わってはいないのです。それは人類と常に共にある波動です。移行期にあるのは、人類なのです。

この繁栄の流れに戻るに はどうすればよいの?
繁栄を実現するには、基盤となる3つの価値観が必要です。

●高い質:何ごとにもベストを尽くす
●統合性:常に自分にも他人にも誠実である
●公平な価値交換:他者と公平な価値交換をおこなう

この3つの基礎は、人が被害者になったり、知らないうちに加害者になったりするのを防いでくれます。被害者ー加害者の関係を造り出すと、繁栄や豊かさの流れはストップしてしまいます。この3つを純粋なレベルから体験したい方は「豊かさの基礎を築く」CD 瞑想で探ることができます。
☆ここで御紹介する瞑想は、その次のステップとなるもので、生命の尊さを感じ、生命というものが無限であることを実感しようというものです。

一体、繁栄とは何なの?
繁栄していると言う感覚は、時に感じられたり感じられなかったりします。日本全体がこの繁栄気分を味わっていた時のことを思い起こしてみましょう。そこには、未来への希望と言うものが存在していました。何事においても、すべてがさらに良くなるという希望に満ちた感覚です。例えば、自分が退職する頃には、老後の準備も十分できているばかりか、子供や孫にも余裕をもって何かをしてやれるといった感覚を抱いていたのではないでしょうか。日本全土に広がっていた繁栄の感覚とは、まさにこの未来に対する「希望」であったと言えます。

日本はどうなったの?
繁栄の流れを見失った日本は、この希望を失ってしまいました。さらに、国や自分の仕事場である会社や子供を「信じる」という思いも同時に喪失してしまいました。そして何よりも日本が失った大きなものは、未来でした。希望のない繁栄は、無意味です。

まず何から手をつければ 良いの?
そんな今だからこそ大切なことがあります。それはもう一度、国の中に、社会と若者をサポートしている企業の中に、「良さ」を見い出す時です。今置かれた状況に良さを見出せれば、未来 への希望が生まれるのです。将来を考える時、私たちは過去の軌跡を忘れがちです。そして、過去に対する感謝の気持ちや尊重する思いをなおざりにするばかりか社会や会社や家族は「今日、私のために何をしてくれるの?」と、欲求ばかりをつのらせてしまいます。
国を見てみましょう。生活水準は、60〜70年前に比べると、途方もなく向上してきました。その変化の多くは、国や企業や家族によってもたらされてきました。
今、彼らを見捨てる時ではないのです。 今こそ、彼らを支え、強化する時です。今こそ、国と会社と家族のために最善を尽くす時です。希望と信頼する気持ちがなければ、繁栄も無意味になってしまいます。

明るさを感じられない現状に、どうすれば希望と信頼を見出せるの?
まず、目の前にあるものを味わい、感謝するということです。例えば、国の存在です。もちろん日本の国は、パーフェクトであったとは言えませんし、欠点を挙げればきりがないことでしょう。しかし、過去の積み重ねがあって今があるわけですから、その存在を尊重することは大切だと言えます。文化遺産の保存、自然の保護、国がしてきた様々な環境保全や経済的な援助や規制があって、今の日本の国土があるわけです。欠けていることにフォーカスをあてるのではなく、プラスのことにフォーカスを当てましょう。社会自体が収賄で成り立つ国や、お金さえあれば犯罪もふくめて何でも出来る国も、世界を見れば容易に見出せます。自分の人生に、国がもたらしてくれたものとは何でしょうか。勤務する会社が、もたらしてくれたものとは何でしょうか。家族がもたらしてくれたものとは何でしょうか。
味わい感謝することを覚えることで、 仕事場にも産業にも家庭にも人類に も、プラスの面を引き立たせることができるでしょう。
プラスの面を味わい感謝する時、人は、繁栄を惹き付け初めます。

人生に尊さが感じられたら、どうなるの?
次のステップは、尊さや素晴らしさを見い出した自分の人生を、人と分かち合うことです。自分の人生が素晴らしさに包まれている気付く時、自分の得たものを、コミュニティーや社会に、還元しようという思いが生まれます。そんな思いを感じることができれば、 あなたは、繁栄を実現させる第2段階に進んでいると言えましょう。
繁栄とは、誰かにこの豊かさを分かち 合いたいという想いを伴って訪れます。分かち合うと言う時、それは大袈裟である必要はありません。自分の時 間を誰かのために割いたり、アイデアを分かち合ったり、時にはそれがお金のこともあります。身の回りのものに尊さを感じることができれば、それを誰かと分かち合いたくなることでしょうし、同時に誰も繁栄を無駄にしたくはありません。分かち合ったものが、 大切にされなかったり、無駄にされれば、嬉しくありません。活かされた分 かち合いをするようになるでしょう。

尊さは、繁栄の始まりなの?
尊いと言う感覚と、生命力に対する思いは、同じです。なぜなら生命は、最も尊いからです。ここで大切なことは、 生命の尊さを感じられても、もし最初に述べた「豊かさの基礎」をマスターしていなければ、それは本物とはなり ません。自分のベストを尽くすこと、嘘をつくことのない統合性をもち、他者と公正な価値の交換を行うことをしなければ、いかに生命の尊さを感じるからといっても、その行動や発言は尊さを反映しないものにならないからです。人生は尊いと感じていても、怠惰でベストを尽くさず、嘘を言ったりす れば、人とのつながりを自分から壊してしまいます。あるいは、人をごまかして公平な価値の交換をしていなければ、それは、相手に「あなたは尊い存在ではない」というメッセージを送っ ていることになります。もちろん相手も騙されたことを察知することでしょう。ですから、この3つのエ則を守らず、生命は尊いと言っても、それは上滑りにすぎないのです。

自分一人が変わっても、日本全体を変えることはできないのでは?
アメリカにもそれと同じような気持ちを表わすことわざがあります。「お役所には逆らえない」というものです。 しかしその反対のことわざもありま す。「一人の力が変化をもたらす」というものです。
この繁栄というテーマは、あらゆる 人々の参加を必要とする稀な機会です。そして、社会の皆が、大切だと共感できるテーマでもあります。もし、100 万人が「豊かさの4つの基礎」 を守った生き方をすると誓えば、それは、政治に産業に家庭に大きな変化を もたらすことでしょう。
私は、自分のベストを尽くします。
私は、嘘はつきません。
私は、誰とも、公平な価値交換をします。
私は、あらゆる生命に、家族に、仕事場に、国に、社会にその尊さを見い出します。
このメッセージの種を各人の胸にしっかりと植えることができれば、日本は変化するでしょう。私たちは、未来が
どのようなものになるかは分かりません。しかし、このメッセージの種がもたらすものは、たとえそれが千人の誓いであっても、日本の未来への道を変えることでしょう。
もし、その誓いを各人が自分の生き方に組み込むことができれば、日本の将来は大きく変化することでしょう。さあ、繁栄の始まりです。大いなる繁栄に帰りましょう。

20.目覚めた行動のもつ叡智

みなさんの多くは、経済的な繁栄を求める一方で、健康の大切さ、命の輝きの大切さを痛感しておられるのではないでしょうか。七福神のサイクルにおいて次のステップは、福禄寿です。物質の繁栄から、フォーカスを生命の繁栄に拡大することで、福禄寿のもたらす「無垢な心」にハートをオープンにできる時が来ました。それは、「無垢な心」が、叡智に発展する時でもあります。

叡智には、3種類あります。1つ目は、この物質世界で生活をしていく上で、様々な情報を、必要に応じて活かしていく賢さです。例えば、電車の時刻表を見て、スケジュールを立てるなどがこのレベルの叡智です。

2つ目は、洞察です。瞑想などを通じて自分の行動にパターンを見出すなどは、これにあたります。執着を手放し、慈愛で自分を許すことで、拘束されない無垢な自分、真っさらな心を迎え入れます。それは、「すべてが新しく、すべてが可能な自分の誕生」を意味します。執着や人の思惑に影響されない、「目覚めた行動のもつ叡智」です。

3つ目の叡智は、「全てを知っている」という、まったく純粋な意識そのものです。美や真理とは何かを知っている叡智です。深遠なる高次の意識の一つです。このコースでは、そんな意識にも訪れます。

叡智に基づいて行動することで、「私にはできない」という恐れに、叡智がとって代わるでしょう。自分自身が宇宙そのものであり、すべての一部でもあるのですから。慈愛で無条件になった自分を、尊い自分で満たすのです。行動を起こす「勇気」と、目覚めた行動をとる「能力」と、私はできるという価値観で満たすのです。

今世の各人のテーマを、今まで触れることのできなかったレベルから解消することで、今世ばかりではなく、来世のエネルギーまでも変化させるステップを始めます。滅する存在から、不滅の存在への移行の始まりです。繁栄は、まだ始まったばかりです。今年は、生命の繁栄をも含め、「目覚めた行動のもつ叡智」を学ぶことで、人生を最大限に繁栄させるための能力を身に付けようというものです。

21.護りを超えて

「護る」という時、何かを恐れる気持ちが底辺にあります。「護りを超える」ことができれば、スピリチュアルな成長はもとより、経済的な成長もサポートされる、新しい波動を体験することができます。「護る」という概念は、身を守ることに始まり、外敵に対して見えないも同然の状態になる、取り巻くすべての人が自分をサポートしてくれるといったレベルまで、進化することができます。

私たちの多くは、社会・世間に対して、根深い恐れを抱いています。時代をわずかにさかのぼるだけで、ちょっとした発言をしたことで処刑されたり、価値観の違いで迫害されてきた例を、見いだすことができます。これらの迫害の記憶は、私たちの細胞レベルに刻まれています。その結果、多くの人々は、「世界に貢献する光」の存在となり世に出るのではなく、できるだけ攻撃されないよう、自分を目立たなくすることで、身を守ってきました。

さあ、古い「守り」のパターンを進化させる時の訪れです。2004年は、毘沙門天の年。恐れからの守りを、輝くサポートの波動に進化させる時です。私たちが、恐れと執着を手放す時、毘沙門天の富が、私たちの元に流れ込んでくることでしょう。

「護りを超える」ことができるとき、私たちに備わる「魂の荘厳な特質」が、出会うすべての人々に、美しく放射されていきます。その荘厳な特質とは、叡智であり、慈愛であり、無垢な心であり、無数の尊い輝きでもあります。それらの特徴は、私たち一人一人の魂にユニークなものであり、限りなく多くの側面を持っています。

さあ、魂から日常レベルまで、すべてサポートされた生き方を、始めませんか!

◆このコースでは…◆
・積極的な男性的な「護り」と、育む女性的な「護り」とは何か、さらには、その二元を超えた「護り」の波動とは何かを探ります。
・どのようにすれば、恐れを基盤にした生き方を、貢献と達成からなる生き方に変えることができるのか、理解を深めます。
・人生の流れを、貢献・喜びとして、見出します。
・他者が、みなさんをどのように体験しているかを見ます。
・カルマの流れを、恐れから離れたものに、シフトさせます。

22.日常生活をマスターする

七福神のサイクルで見ると次は恵比寿尊。恵比寿尊は、漁師を守り、海の幸をもたらす日本発祥の仏です。七福神の中でも、日本に期限をもつ仏というのは、恵比寿神だけです。恵比寿神は、時代と共に発展し、より一般化されてくると、海が生命力そのものを表わし、鯛をつる竿が、それを司るシンボルとなりました。

このコースの焦点は、2つあります。1つは、自分が日常をマスターできるよう成長すること。もう一つは、他者もまたマスターできるようサポートすることです。

ここでは、マスターの3つの側面を探ります
①今世、生まれてきた意図を知る
②その意図を達成する方法とは何かを知る
③その意図をマスターしたいという欲を起す

今年は、なぜ今世生まれてきたのか、その意図を発見し、完全な自身を見出す時です。そして、来年の弁財天の年に備えて、これまで学んだ技能のすべてを集約させる時でもあります。ちなみに、来年は、各人が「先生」となるサイクルの最終段階にあたり、自分が学んだものを、次の世代への遺産として残す波動です。私達の人生には皆、ストーリーが、人類を助けることができるのです。恵比寿神の今年は、あなたのストーリーとは何かを定義することが、核となります。来年は、それを未来の世代に伝えることをモットーとするようになるでしょう。

23.レガシー:弁財天

七福神のサイクルでいうと次はその最後にあたる弁財天です。弁財天は、文明の母。世代から世代へと引き継がれていく、文明の全ての発展を培う存在です。叡智も、知識も、文化も、慈愛でさえ、世代と共に変容され、未来に継承されてきました。

一つ前のステップでは、今世マスターしたいことを見出し、実現させていくということを行いました。ここでは、自分のレガシーとは何かを体験できるエネルギーをオープンにします。

レガシーとは、自分が後に残していくもの。人によっては、このレガシーは、今世マスターしたいと願ったものと同じかもしれませんし、過去世の昔にマスターしたが、人類に受け取る準備ができていず、実現できなかったが、ようやくこの世代に至って、その時期を迎えたというのかもしれません。

このコースでは、各人の未来と人類の未来を見ることで、自分のレガシーが貢献できる、最良のタイミングとはいつかを見定める作業を行います。また、自分では見えない思い込みや後悔の念といった、レガシーの実現を阻む落とし穴を超えるプロセスも行います。

さあ、レガシーの始まりです。あなたも自分のレガシーが何であるかを発見しませんか!