説明
感情は、私たちの行動に多く左右させますが、そのパターンの多くは、幼少期に発端しています。
感情的な反応は、とてもパワフルで、その感情は、大抵、心の奥深くに根ざしていているため、内なる子供が、自分をコントロールしていることにさえ気付かないことがよくあります。
これまで私たちは、大人の観点からみた感情とは何かを探ってきましたが、今回のセミナーでは、内なる子供と大人の両方の観点から、感情を探ります。両方の観点から見ると、感情についての洞察力が、深まるからです。
セミナーでは、まず過去の感情が、現在の生活にどのような影響を与えているのかを探ります。
内なる子供の感情は、ライフスタイルや対人関係はもちろんのこと、仕事やキャリアにも、非常に強い影響を与えています。人生のほぼすべての部分に影響を与えていると言っても過言ではありません。
このクラスでは、感情的な反応を探ることで、感情をストラテジーに変容する方法を学びます。人生への姿勢を変えてくれる、素晴らしいストラテジーとなるでしょう。
内なる子供は、感情や言葉、行動や考えによって、自分達がどのように引き金を、引かれるのかが理解できるようになると、自分たちのどの部分が反応しているのかを、知ることができます。
それを見つけられたら、しめたものです!
その感情の進化をサポートするために、どのように、自分の行動や考えや言葉を方向転換させれば良いのかを、見つければ良いからです。
私たちの多くは、長い間、「自分」を「真証の自己」へと進化させるために、かなりの時間と努力を費やしてきましたが、このクラスでは、喜びや悲しみや幸福、恐怖や嫌悪感、怒りや不安感、嫉妬心や退屈感、恥ずかしさなどの内なる子供の感情に焦点を当てます。
内なる子供は、人生において重要な役割を果たしていますが、ここでは、感情の目的とそれを乗り越える方法を、キッズ達に教えます。
大抵のキッズ達は、学ぶことが大好きです!
このセミナーは、楽しい環境で行う、重要な学びの機会となるでしょう。
セミナーでは、まず1 日間のセミナーを行います。その後、6日間にわたって夜の7時から9時まで、内なる子供が興味のある分野を選び、感情が人生に与える影響についての理解を深めます。
このクラスでは、自分の感情について質問をしていただけます。また、セミナーでは、新しいティーチングをご紹介する一方で、古代の経典とその教えに基づいた感情の使い方も探ります。
感情は、ネガティブなものではなく、私たちに、素晴らしい洞察を得る機会を与えてくれています。しかし、私たちが、特定の感情に執着するとき、感情は、人生に影響をもたらし、私たちをコントロールしてしまいます。
たとえば、愛は、美しい感情ですが、その愛に対して所有欲を抱き、コントロールしようとすると、私たちの行動は不安定なものになり、時には愚かな行動にさえ走ってしまいます。
このセミナーのプロセスの一部として、瞑想とマントラのような音を使用します。
あなたの内なる子供たちへのスペシャルなご褒美:映画の時間
エキサイト感は大切な感情です。
ボーイズ(ビルの内なる子供たち)とアナの内なるガールズは、映画が大好きです。
アメリカ映画「インサイド アウト」(和名:インサイド ヘッド)は、9年前に上映されましたが、今回の「インサイド ヘッド2」は、8月初旬に公開されました。
この映画では、感情がどのように私たちを刺激し、私たちの反応を条件付けていくのかについての洞察を与えてくれる、貴重な映画となるでしょう。
第1作目は、キャッスルでご紹介している、「内なる子供のより良き親になる」シリーズと一致した内容で展開しています。
今回の第2作目も、洞察と新しい視点がもたらされるのではないかと期待しています。
第1作目では、私たちの行動に影響を与える基本的な感情である、喜び、悲しみ、恐怖、嫌悪、怒りについて探ぐっています。
今回の映画には、そこに、不安、嫉妬、退屈(アンニュイ)、羞恥心などの感情がに加えられています。
ただし、コロナの影響は人によって異なるため、映画鑑賞は必須ではありません。後日でテレビでご覧いただくこともできます。
このセミナーの内容は、4日間のセミナーに相当します。
【受講者からのご感想】
◉ 最初は、ポジティブな感情のきっかけとして、絵の具や絵を描くこと、思い切り身体を使って遊ぶこと、歌手、テレビ、玩具、おもちゃ屋さんが登場しました。
未来に関連する感情である希望や期待を感じた時には再び、多くの観客に拍手されている女性の歌手の映像が浮かび、すると、私のインナーガールは「皆に拍手される大人っていいな」と強く思いました。
誘導瞑想が進む中で、近所のおもちゃ屋さんに祖母と行くのが大好きだけれど、「これを買って!」と言えない大人びたガールがいました。何故「買って欲しい」と言えなかったかと言えば、自分は子供っぽい振る舞いをしてはいけないし、「買って欲しい」と勇気を出して訴えた後で却下されるのが怖かったのです。また同時に、「買って欲しい」と願望を素直に声に出して言えなかった自分に対して、おもちゃ屋さんからの帰り道に「ああ、やっぱり言えなかった、これだから私はダメだ」と失望感を抱きました。それは、かなり強烈な感情だったということを、インナーガールが思い出させてくれました。「欲しい」の一言を言おうか言うまいかと迷っていた数分間の緊張は、その時のガールにとっては永遠のように感じられました。
そのインナーガールは、欲しかった玩具で遊ぶと、どんな感じがするのか知りたいと私に言いました。好奇心いっぱいの幼女だったのです。
その感情は、大人になってから「他者に頼らずに、欲しいものは自分が頑張ることで、手に入れれば良いのだ」という思考を生み出しました。
願望のままに積極的に行動することに結びつきましたが、その一方で、「信頼できる誰かに委ねる」という、本来は人間なら備わっているはずの「楽に生きる」能力を、余り発揮することができませんでした。
大人になってから抱えていた得体の知れない怒りのようなフラストレーションは、赤ちゃんだった時にしか身近な大人からハグ(触れあい)をしてもらえなかったからだということも、この瞑想で判明しました。この感情をもったインナーガールは、とても息苦しく、息が吸えないような感覚を体験しています。使命感と挫折感が混在していた小学生のころの感情の原点は、どうやらこれだと思います。
また、小学校に入って暫くの間とても仲良しだった女の子が、ある日突然私を拒絶し、他の子供達と共に私を村八分にする動きを見せたことがありました。その失望感は非常に大きかったのですが、今まですっかり忘れていました。
次に現れたのは中学生のインナーガール、次いで高校生。次第に自信がついてきたものの、クラスメイト達の会話に自分を必死に合わせるようになっていました。学校の成績などがみんな横並びでなければ気が済まない友人達の中、テストの成績が常に非常に良すぎた私は、絶対にそのことを友人達に知られないように隠していようと硬く決心して、皆と話を合わせていました。小学校の時のように、友人を失いたくないと思ったらしいです。
ステップ4では、インナーキッズが庭で気持ちの良い木の周りに集まり、その場でそれぞれが横になったり、木の幹の匂いを嗅いだり触ったり、サワサワという葉が擦れ合う音に耳を傾けたりしているところに、感情の生き物たちが集まってきて踊り出すと、その場の光景が一変しました。大きな意味での「私」という存在の中心に、虹色の太い柱が現れました。すると次に、4枚の羽をもつ風車のようなものが、全部のチャクラの周りに次々と均等に現れました。その瞬間、全てのバランスが整った感覚がありました。
感情をコントロールする幾つものツールを手に入れることができて、本当に嬉しいです。これは日常で直ぐに取り出して使えるうえに効果テキメンです。
このステップ4の瞑想2では、次の瞑想で紹介された赤い炎と水晶が、フライングして登場しました。赤い炎と白く輝く水晶が合体し、2つで1つの物体になっており、それが非常に美しくて尊さが感じられました。
クリスマス直前の瞑想で、このようにミラクルな変化を幾つも体験できて、とても楽しい幸福感を味わうことができたと思います。
◉ 感情といっても、五感からくる場合もありますが、思考がいくつも絡んで感情を生み出す場合もあると思うのですが、、ポジティブな感情を手放した時、感謝が湧いてきました。ネガティヴな感情を尽きさせた時は、穏やかで何もない感覚になりました。
いただいたディズニーキャラクターのオラフを見ていると「なんてこの世界は素晴らしいんだ。こんな世界で遊べて幸せだなぁ」と、言っているようです。ありがとうございました。
◉ 昨夜はインナーチャイルドセミナーではポジティブな感情4つを悉曇の波動と共に体験できたことで、感情と意識の間が点で繋がり 始めたようです。昨日の自分と違う行動を選択し、穏やかな安らぎに抱かれて歩み始める自分を感じています。セミナーを開催いただき、ありがとうございました。
◉ 昨日は、不安と恐れのセミナー、ありがとうございました。不安も恐れも以前よりは感じる機会が少なくなっています。不安よりも恐れに飲み込まれやすいということに気づきました。過去のことを瞑想で探った時、自分の中で不安と恐れの区別は少し難しかったです。私の場合は、不安も恐れもサバイバル、生命、命を失うというところから感じていることが多いようです。
「恐れ」のサンスクリット語(bhaya)を感じた時、すべてから分離し人として形を持ち、息吹(生命)を備えて生きているところに、まだ意識がある(執着!?)うちはなくなりはしないのかもしれないと感じました。
今までのユニークさに気づき、ユニークさを手放して新しい流れを感じる機会を得られたことに感謝しています。ありがとうございました。来週のセミナーまでは、昨日のセミナーの最後にビルさんが話してくださったように「自分のために」に意識的に生活してみようと思います。来週も楽しみにしています。