説明
これは、6月上旬に開催される、無(空性)を体現する、という二日間コースです。
悉曇(しったん、梵字)の12の母音を通じて、歪みのないヴァジュラ ミラー(金剛の鏡)を使って体験します。
題して、「この世界の無 (Śunyatāṃ) から仏の世界の無 (Śunyatāḥ) への和合:虚空蔵 (Ākāśagarbha) の教え」セミナーです。
他に類を見ないセミナーへ、ようこそ
これは、哲学のクラスではありません。
理解や達成を目的としたものでもありません。
常に、ここにあったと感じる、あなたの自然な存在の状態を思い出すためのセミナーです。
その鍵となるのが、悉曇の母音です!
母音は、空(くう)から、欠けるところのない全てへの道です。
このセミナーで探求する母音は、単なる音ではありません。
沈黙からプレゼンス(存在)へと、私たちを導く生きた波動です。
それぞれの母音は、覚醒の異なる状態をあらわしていますが、それを、段階としてではなく、すべてがすでに完全である、一つのフィールドの層として、明かしていきます。
それが、あるがままの、ありようです。
それを、悉曇、梵語では、Tathatā(タタター)と言います。
これは、比喩(たとえ)ではありません。
概念でもなく、生きた体験であり、決して去ることのない源泉へと戻る、直接的な体験なのです。
【セミナーで行うこと】
このセミナーでは、Tathatā、あるがままとは何かを、思考で理解するのではなく、音と沈黙、そして意識の鏡を通してトランスミッションとして体験します。
母音が、深い静止したあり様から湧き上がるとき、あなたの全てが、その波動で振動し、プレゼンス(存在)へと導かれるでしょう。
考えることも、理解する必要もありません。
言葉も介さず、努力をすることなく、ただ、真のヴァジュラ ミラー(金剛の鏡)を感じるだけで良いのです。
そして、最後の12番目の母音である「リ」の音で、Tathatā(タタター)の最終的な気付きに至ります。
そこで、シフトが起きるでしょう。
シフトといっても、それはダイナミックではなく、派手な音もなく、何かをしているという感覚すらないかもしれません。
ただ、そこにあるだけなのです。
何も付け加える必要もなく、修正したり浄化する必要もありません。
すべての歪みがなくなるのです!
その瞬間に、鏡は澄み渡ることでしょう。
目覚めるのではなく、分離しているという幻想が、ただ、消え去るだけなのです。
そこで、明らかになることは、実にシンプルです。
リアリティから分離していた自分というのは、そもそも存在しておらず、そこにあるのは、Tathatā(タタター)あるがまま、だけだったと、、、
これまで、ご紹介してきた、真言密教、悉曇、ライトボディの教えは、三つの門ではありますが、本来、その本質は一つです。
真言密教は、神聖な形を提供する
悉曇は、音の波動を提供する
ライトボディは、目に見えないものと目に見えるものの間に橋をかける
、、、ということを、しています。
これらは、Tathatā(タタター)を見つけるための道具ではなく、タタターの表現そのものです。
生きたフィールドであり、リアリティそのものの波動です。
これらは、言葉を超えた真理への扉となるでしょう。
そんな真理を、このセミナーを通じて、ご一緒に明かしませんか。
みなさまを、このセミナーに心から歓迎いたします。