説明
インドは、古代よりルビーの産地と見なされてきました。
サンスクリット語でルビーは「ラトナラージ・ratnaraj」と呼ばれ、「宝石の主(ラトナ)」という意味です。
歴史を通して、ルビーは最も重要な石の 1 つと考えられており、不幸な出来事や病いから身を守るために使われてきました。
このセミナーでは、ルビーの中でもスター・ルビーの波動を使います。
スター・ルビーの波動は、ラトナ(宝)のスペースをオープンにし、そのスペースで存在できるようになるための手助けをしてくれるからです。
多くのみなさんから、これまでご紹介してきた仏教シリーズのセミナーで、宝生如来(ラトナ・サンバヴァ タタガタ)や金剛宝菩薩(ヴァジュラ ラトナ)、宝金剛女菩薩(ラトナ バジュリー)などのラトナに所属する仏たちに、アクセスする方法を教えて欲しいとリクエストを受けてきましたが、この石のセミナーが、その神秘の道を明かしてくれるでしょう。
このクリスタルとセミナーのプロセス、そしてこのセミナーに基づいて作成する音楽は、総がかりで、みなさんが真証の自己になり、自己の癒しのスペースをオープンにするのを手助けしてくれるでしょう。
それは宝部(ラトナのグループ)のスペースをオープンにすることで、プライドや貪欲を変容させてくれる、サマタージナーナ(samatājñāna)と呼ばれる平等性智の技能を使うことができるようにとします。
それは、宝生如来(ラトナ・サンバヴァ タタガタ)の極楽浄土であるシュリマートをオープンにすると同時に、地上の世界に、自己の宝生(ラトナ・サンバヴァ)の世界を創造するスペースをオープンにしてくれるでしょう。
これは、私たち誰もが、如来であり、人間であり、すべてであるという理解を示しています。
みなさんの知っている感覚が、このスペースをオープンにする時、自己の人生に多くの変化がもたらされることでしょう。
そんな時でも、このセミナーの音楽を聴くだけで、このスペースに戻ることができるでしょう。
【受講者のご感想】
スタールビーの最初の瞑想では、アドヴァヤの4つの側面を手放して何も無いマインドでスペースに入りスペースと一つになると、物凄いスピードで数えきれないほどの情報が一度に押し寄せてきました。次々に押し寄せては流れ去ってゆくスピードがとても速いのと情報量が余りにも多いために、それぞれの情報が何なのかを掴んだり理解することは不可能でした。このような体験の仕方でも良いのでしょうか?
2番目の瞑想では、ディヴィア・ラトナ・ヴィジュナーナからのメッセージを受け取りました。それは音でした。遠くから聞こえる笛のような音色で、音程としては「ミとド」が繰り返されていました。音程のEとCと言えばよいのでしょうか。次第にそれは感覚が短くなったりしていました。EとCならMajorの和音だなあと思いながら聞いていました。すると、以前どこかに行った時に見た自然、太陽の中の緑の風景が蘇りました。同時に、そこに身を置いた時の気持ちでスペースが満たされました。言葉にするのは難しいのですが、美しく清々しくて気持ち良い感覚であり、過去も未来も疑わずにそこに居ることに悦びと安らぎを感じられるい「今ここ」の感覚でした。
3つ目の瞑想では、太陽が物質や物事を形にするプロセスを体験したわけですが、最初はなかなか何の変化も体験も得られませんでした。そこで、握ったスタールビーに問いかけると、驚いたことに「知ってるよ!」という大きな声が響きました。「言葉を話す石なのね!」と驚きました。しかも、言葉遣いが非常にフレンドリーです! 私が既に答えを知っているということのようでしたので、ジナーナを使って探ったところスムーズに映像や雰囲気を伴なう洞察が得られました。物質や物事を形にするにはまず、特定の種(意図)を植えるというゼロポイントが最初にあるのが大前提で、そこに成就や成長に必要な養分とか不可欠なエネルギーが太陽と様々な星々(地球を含む)、更にはあらゆる意味での生命体から与えられるというものでした。また、ミクロの世界では私達の身体や意識が向かう方向性に強い影響を与えている人体の中に存在している物凄い数の微生物の影響も受けているということや、微生物の意図も広い意味で地球の意図、宇宙の意図に含まれているということも瞑想に浮上しては流れていきました。生物の体内の微生物とDNAが強くリンクしているようでした。何を形にするかという最初に植える特定の種(意図)の種類はDNAの影響を受けるけれども、DNAが全てではないこと、人間もそれ以外も全ての存在は繋がっているので例え無意識であっても、誰が何を形にしたいか、誰の何が形になったり完了した喜びを感じているかという情報は、意識の世界では波動として常に通じ合っている、というような内容でした。仏などの高次の存在も含めて全部が通じ合っており、シンクロニシティや形になるためのエネルギーの集中(他者による無言の協力を含む)などもこうして起きている、ということでした。これ以降の誘導瞑想では、本当に体験も洞察も無く、眠ってもいませんでした。特にホログラフがわかりません。「ホログラフとして体験してみましょう」という誘導があると、もう全然ついて行けなくなってしまいました。どうすれば、ホログラフとして体験ができるでしょうか?
“Halls of Time” でホログラフの体験をして、ホログラフの存在とその作用が少し解りかけてきました。そして、いつかお二人に伺う機会があったらお尋ねしてみたいと思っていた、最近2か月ほどの間に日常の意識の中で頻繁に見てしまうある映像のことが、ホログラフに関係しているかも知れないというところまで来ました。
目を閉じると必ず見えるその不思議な映像は、2ヵ月ほど前から現れ出しました。
ただ目を閉じただけではなく、それが見える意識の層というものがあり、そこに意識を向けるとそれは必ず無限に展開されるのです。それほど意識を拡げているという認識はなく、ちょっとズラす感じでそれは見えるのです。
薄くグレイがかったスペース全体に、非常に小さな赤黒っぽい点がびっしりと無数に並んでいるのです。点はきっと丸いのだろうと想像していますが、小さな小さな点達なので、本当は大きさも色も特定できないのかも知れません。動きはなく、全て同じような微細な点は隙間なく整然と並んでいます。行や列が乱れている箇所は一か所も無いのです。それが現れる度に、「私は一体何を見ているのだろう?」「これは何?」と思っていました。点自体に光はありません。ただ、どこまでも続く空間にビッシリと綺麗に、上にも下にも広がって整列して存在している点の集まりです。何千、何万、何億個、あるいはもっと点はありそうです。昨日のスタールビーの最初の瞑想でも、一瞬これが見えました。
そして、拡がって動かない意識がほんの一瞬少しだけ動いてスペースのどこかに僅かにフォーカスが生じた時、無数の情報が一度に脳に流れ込んで来るという現象が起きました。
ですからホログラフと、この際限なく続くスペースに常に均等に存在している無数の点は関係しているかも知れないと思い始めたところです。光を超えたレベルにおけるマインドの在り様かも知れませんね。違っているかもしれませんが。引き続き探ります。
大晦日に、まだ目覚めている状態でホログラフィックな体験をしました。
夕食後、何かが見えた気がして床に座って目を閉じてみると、そこには色とりどりの数多くの輝きを放つホログラフが一面を覆いつくし、個々のホログラフが全ての輝きを写し出して光っていました。未だかつて体験したことがない、ものすごく美しい経験でした。
余りの美しさに息を呑んで観察しました。輝くホログラフだけでなく、周波数のような直線やその他のダイナミックな動きも数多く加わり始め、スペースが無数の色のキラキラの光で更に満たされました。こんなにも美しい宇宙を私達はマインドとして持っているのですね。これは、ratnarajの新年瞑想のためのビルさん達によるトランスミッションだったのですね。プレゼントの音楽も楽しんでいます。まさにこの体験を音にしたような美しい曲ですね。有難うございます。